50代から学ぶ楽しみ|「基本の和食だし講座」で見つけた心豊かな時間

生きがいと楽しみ
やどりん
やどりん

50代になり退職して時間ができたら何かを学びたいと思っていました。

そんなとき、市の広報誌で見つけたのが「基本の和食だし講座」でした。
実際に講座を受けてみると、だしの知識だけでなく、学ぶ時間そのものが心を豊かにしてくれることにも気づくことができました。
今回は、この講座で、私が感じたことを書いてみます。

講座を選んだきっかけ

退職して平日の昼間に学ぶ時間ができるようになり、何かを学びたいと思っていました。
市の広報誌で市民講座を見つけたのが参加したきっかけです。
料理や食は身近なものだったので、興味もあり、これなら気軽に参加できそうだと思いました。
そして、これまで私がつくる料理は、「限られた時間で素早く作る」ことを優先してきました。そのため、だしは顆粒だしを使うことが多く、きちんとだしの取り方を学んでみたいと思ったのです。

参加するまでは、少し不安だった

でも実は、講座に参加するまでは、50代で料理の基本を学ぶのは、「今さら」と少し恥ずかしい気持ちもありました。また、知らない人の中に一人で入っていくことにも若干の不安がありました。
それでも、「仕事があってこれまでできなかったことをしてみたい」
「何かを学んでみたい」という気持ちのほうが大きく、思い切って参加してみることにしました。

実際に参加してみると自然と会話が生まれた

参加してみると、受講生は50~60代の女性が中心で、私と同じように一人で来ている人がほとんどでした。
1つのテーブルに4~5人のグループになり、
だしを取る→だしを使った料理をつくる→食べる→片付ける、という流れで進みました。
作業を一緒に進め、料理を食べ、片付けをしているうちに、自然と会話が生まれていきました。

先生も明るく楽しい雰囲気の方で、料理だけでなく、私が知らなかったいろいろな知識を教えてくださいました。
久しぶりに人と接しながら何かを学ぶ時間は、思っていた以上に楽しいものでした。
料理を受講生のみんなで味わい、「おいしいね」と共感できるのも、食の講座ならではの楽しさだと思います。

講座で知っただしの奥深さと魅力

だしの取り方は思っていた以上に繊細

講座では、こんぶ・いりこ・かつお・しいたけのだしの取り方を学びました。思っていた以上にだしの取り方は奥が深く、火力調整一つで風味が変わってしまいます。
だしのパッケージの裏にも、だしの取り方は書かれています。でも、実際に教えてもらいながらやってみると、こんなに繊細なものなのだと初めて知りました。

昆布の種類で、こんなに味わいが違う

羅臼昆布、日高昆布、利尻昆布、真昆布の4種類のだしの違いも体験しました。同じ昆布だしでも種類によって色も風味も違います。
「昆布なら、どれも同じようなもの」と思っていた私は、こんなに違いがあるのかと驚きました。

顆粒だしでは出せない、本物の香りとうまみ

基本のだしは顆粒だしでは出せない香り、風味、うまみがあります。だしを使うことで素材の味が引き立つことも実感しました。和食料理店で味わうような料理を自分でも作れることにも喜びを感じました。

心に響いた先生の言葉

講座を通して、だしの香りには、心を落ち着かせるようなものがあると感じました。
そんなとき、先生がおっしゃった言葉が今でも印象に残っています。

ストレス社会で戦っている家族に、おだしの料理を出してあげることで、ほっと一息ついてもらえますよ

この言葉を聞いて、料理は単に「急いで作って、食べてもらう」だけのものではないのだと気づきました。
料理を作る時間も、料理を食べる時間も、自分や家族が心を落ち着ける時間にできるのかもしれません。

もちろん、私も顆粒だしを使うことをやめたわけではありません。
忙しいときはこれまで通り顆粒だしも使います。
でも、これからは少し心にゆとりを持って、時間があるときにはだしを取って料理を楽しんでみたいと思うようになりました。
家族に料理を出すときの気持ちも、以前とは少し変わったように感じています。

学んだことを持ち帰れるのもうれしい

講座でだしを取った後の昆布や鰹節を持ち帰って、家で昆布の佃煮を作りました。だしがらまでおいしく楽しめることを知ったのも、うれしい発見でした。

今回の講座は、講座の日だけでは終わりません。
例えば、

  • 家でだしを取ってみる
  • だしがらで一品を作る
  • 家族に料理を出す
  • 「おいしい」を共有する

というように、学んだことを日常生活の中で繰り返し楽しむことができます。その場で知識を得て終わりではなく、家に持って帰って実践できる。そしてそれを家族とも共有できる。
こうして学んだことが日常につながっていくことで、楽しみも続いていくのだと思います。

50代からは「学ぶ時間」も少しずつ準備しておきたい

今回の講座を通して感じたのは、知らないことを学ぶ時間は、それだけで心を豊かにしてくれるということでした。学んだことを家族や日常生活に生かせると、その楽しみはさらに続いていきます。

だからこそ、退職してから急に「何をして過ごそう?」と考えるのではなく、まだ仕事をしているうちから、興味のあることや、やってみたいことを少しずつ見つけておくのもいいのではないでしょうか。
仕事や家事だけでなく、自分のために学び、楽しむ時間を持つことも、これからの人生を豊かにする大切な準備の一つだと思います。

今回の講座は、そのことを改めて感じさせてくれる時間になりました。

🍀この記事があなたのセカンドライフの参考になれば幸いです。

セカンドライフを心豊かにする選択肢は、学び以外にもたくさんあります。以前の記事でも紹介しているのであわせて参考にしていただければと思います。